緊急避妊薬「ノルレボ」

第一三共傘下の第一三共ヘルスケアは14日、市販の緊急避妊薬(アフターピル)を取り扱う薬局やドラッグストアを検索できるシステムを2月に公開すると発表した。緊急避妊薬を販売する店舗には専門の研修を受けた薬剤師の勤務や、購入者のプライバシーへの配慮などが求められている。女性が緊急時に素早く入手できるよう情報提供を充実させる。

緊急避妊薬「ノルレボ」は排卵を遅らせる効果があり、性交から72時間以内に1錠服用すると妊娠を8割防ぐことができるとされる。2025年10月に厚生労働省が市販化を承認し、26年2月2日から薬局やドラッグストアで販売が始まる。医師の処方箋なしで購入でき、土日や早朝深夜でも服用しやすくなる。

第一三共ヘルスケアは2月の発売日にあわせて、ウェブサイト上で取扱店舗を検索できるサービスを提供開始する。現在地や駅名などから店名や対応可能な時間、個室の有無といった情報が確認できる。在庫や薬剤師の勤務状況などについては、来店前に個別に電話などで確認することを推奨している。

購入の流れや詳しい製品情報を紹介するサイトも14日に公開した。女性の健康管理アプリ「ルナルナ」と連携して服用後の対応も支援する。第一三共ヘルスケアの担当者は「緊急避妊薬は何より適正販売や適正使用が求められる薬で、当社がこれまでに培った知見を生かす」と話す。

「ノルレボ」の販売デモンストレーションの様子(14日、東京都千代田区)

第一三共ヘルスケアは14日、メディア向けに緊急避妊薬の勉強会を開催した。ドラッグストアなどで購入する際には専用のチェックシートを用いた確認や薬剤師による説明、面前での服用が必要となっており、販売のデモンストレーションを実施した。緊急避妊薬は避妊に失敗したときなど、緊急時の使用を想定している。

【関連記事】

  • ・第一三共系、国内初の処方箋不要の緊急避妊薬 1回7480円で2月発売
  • ・市販の緊急避妊薬、クオールHDは全店で 面前服用義務で2月発売

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。