
日本通運を傘下に持つNIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)とJR東海は15日、新幹線による荷物の輸送で連携すると発表した。日通の輸送サービスにおいては、JR東日本とJR九州に加え、東海道新幹線も使えるようになる。集荷と配達を担い、緊急に必要となった部品や書類を迅速に運ぶ体制を築く。
日本通運は新幹線を使った輸送サービス「NXスーパーエクスプレスカーゴ」を手掛ける。同日から東海道新幹線も輸送手段に加わった。企業が密集する三大都市圏を通るため、半導体や精密機械の修理部品といった急を要する荷物の輸送を想定する。
温度管理が必要な医療機器も運べるようになる。事前契約すれば当日の発注で輸送が可能となり、集荷や届け先へのトラック輸送も一括で請け負う。東京近郊から名古屋近郊に荷物を送る場合、トラックのみの輸送に比べて1時間10分ほど時間を短縮できるとみる。
日通は2025年2月にJR東の新幹線と連携してサービスを始め、その後にJR九州の新幹線も加わった。12月までに1200個の荷物を運んでおり、今回の東海道新幹線も含めて28年には1万2000個ほどの取り扱いを目指す。
東北から中部に運ぶ場合は、東京駅でJR東とJR東海の新幹線を乗り継いで輸送するニーズもあるとみる。長距離輸送はトラック運転手の残業規制が強化された「物流24年問題」により人手不足が深刻となっており、新幹線の活用によって輸送手段を増やす。
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