ユース・プラザは老朽化が課題となっている=東京都提供

東京都は都立夢の島公園(東京・江東)に屋内競技場やプール、宿泊施設などを併設した子供・若者向けの大規模複合施設を整備する。老朽化が進んだ青少年向けの施設「ユース・プラザ」の大部分を建て替えてリニューアルする。施設整備費は約259億円を見込んでおり、2030年代前半の開業を目指す。

都教育庁が15日、基本計画案を示した。施設規模は延べ床面積が1万8500平方メートル。バスケットボールコートを2面確保できる観覧席付き屋内競技場、約250人が泊まれる宿泊施設、25メートルプールを6コースつくる。多目的ルームや体育館も併設する。

運営費などは年約15億円、利用料収入は年約6億円を見込んでいる。28年度にも設計や解体を始め、30年度から改築や改修に着手する。施設整備や維持管理はPFI(民間資金を活用した社会資本整備)方式を採用する方針だ。

新たな施設では子供・若者向けにスポーツや芸術に触れる体験活動を提供。日本語を母語としない子供への学習支援、不登校などの課題を抱える子どもの社会参画を促すイベントなども開く。体験活動プログラムを手掛けるNPO法人との連携拠点としても活用する。

ユース・プラザはスポーツ施設や文化学習施設からなる主要な建物が竣工から約50年が経過し、老朽化が課題だった。一方、公園周辺は21年の東京五輪などの競技会場になり、東京アクアティクスセンターや東京夢の島マリーナ、有明スポーツセンターなども近い。宿泊機能の提供などで他のスポーツ施設とも連携し、有効活用を目指す。

【関連記事】

  • ・東京・夢の島は空港の予定だった 名前は海水浴場から
  • ・海の森公園、東京港に3月開園 ごみ埋め立て24万本植樹
地域ニュース

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。