近畿大学奈良病院(奈良県生駒市)は、奈良県に救命救急センターの指定辞退届出書を提出したと発表した。医師が確保できないことが理由。4月に集中治療室(ICU)8床を休止する。救命救急センターの24床は高度治療室(HCU)に転換して重症患者の受け入れは継続する。

同病院によると、救命救急の専従医は現在2人だが1人が3月で定年退職するため。医師の公募も行ったが、人員確保できなかったという。

近畿大奈良病院は、2003年に奈良県から救命救急センターの指定を受け、25年度は25年12月までに約3300人の入院患者を受け入れてきた。

厚生労働省のホームページによると、25年4月時点で奈良県内の救命救急センターは、ほかに県立医大病院(奈良県橿原市)、県総合医療センター(奈良市)の2施設。

近畿大奈良病院は1999年開院で、518床。〔共同〕

【奈良の関連記事】

  • ・奈良県の山下真知事「世界遺産登録や星野リゾートの監獄ホテルに期待」
  • ・ハンター育成、鳥獣被害食い止めろ 奈良県・兵庫県は10年で1割増
  • ・「奈良監獄ミュージアム」、料金3区分 海外客4割高で県民は2割安
  • ・近鉄大和西大寺駅の高架化、地元協議が実質再開 実現にはハードル

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。