
山梨県は16日、県内で9年間以上診療することで医学部の修学資金を免除する「地域枠」医師の就業義務を見直すと発表した。短時間勤務や介護などによる県内勤務中断を認める。家庭の事情で一時的に同県を離れる場合にも違約金の適用対象外を設ける。働きやすい環境を整え、県内で働く医師の増加につなげる。
現在は週31時間以上を就業義務としているが、育児・介護などに対応できるよう週31時間未満の短時間勤務も認める。県内勤務を中断できる理由は「災害、疾病、産休、育休」に限定していたが、新たに「介護、留学、大学院進学、研究従事」を追加する。本人のキャリアアップに配慮する。
県は地域枠医師に医師免許取得後15年間のうち9年間の県内勤務を義務付け、履行しない場合は違約金を課している。これまで結婚や介護など家庭の事情は違約金の免除理由にしていなかった。今後は将来の県内勤務の意向が確認できる限り、家庭の事情で一時的に県内を離れても違約金の対象外にする。早ければ2026年度から適用する。
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