KADOKAWAが1月中の開業を予定する「世界樹カフェ&ギャラリー」(21日、東京都新宿区)

KADOKAWAは21日、グループホームに併設するカフェとギャラリーを報道陣に公開した。特例子会社が持つカフェ業態のノウハウを生かし、グループホーム入居者と地域住民の交流につなげる。特例子会社の事業を障害者の雇用だけでなく障害を持つアーティストのプロデュースにも広げる。

1月中の開店を予定する 「世界樹カフェ&ギャラリー」 の内覧会を開いた。社会福祉法人滝乃川学園 (東京都国立市)が東京都新宿区内に新設したグループホーム「滝乃川学園ともいろ」に併設する店舗で、施設に暮らす人や家族、地域住民の利用を想定する。

「世界樹カフェ&ギャラリー」に展示されている作家こっけ氏の絵画(21日、東京都新宿区)

店舗の運営はKADOKAWAの特例子会社である角川クラフト(東京・千代田)が担う。同社は障害がある従業員によるコーヒー豆の焙煎(ばいせん)や販売、カフェの営業を手掛ける。同社がグループホームに併設する店舗を設けるのは初めて。

新店舗では15人の採用を予定する。1階はカフェ、地下1階は絵画などを展示するギャラリーとして営業する。障害者のアーティストが作品やグッズを販売する機会を増やす。角川クラフトの河田聡社長は「障害のあるアーティストが作品を収益化できるよう、コンテンツ企業としてプロデュースしていきたい」と話した。

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