JR西のアセットを活用して駅や車両所の体験を提供する(25年7月の実証事業)

JR西日本は23日、送迎付き学童保育のスタートアップ、hab(ハブ、横浜市)と資本業務提携したと発表した。両社は2026年春、JR学研都市線の住道駅(大阪府大東市)に送迎付きアフタースクールの1号店を開校する。鉄道らしい学習コンテンツを提供し、駅ナカでの学童保育の需要を開拓する。

コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)子会社のJR西日本イノベーションズ(大阪市)が増資を引き受けた。

1号店は「ねんりんkids JR住道駅校」で小学1〜3年生が対象。学校や習い事施設との送迎付きで、宿題のサポートや遊び場に加えて、駅や車両所での仕事体験や運転シミュレーションの提供を検討する。住道駅は大阪駅から約30分の郊外エリアに位置し、大阪都心部へ通勤する子育て世代が多く居住する。

JR西の倉坂昇治社長は「共働き世代は放課後のお子様の送り迎えや習い事、遊び場の確保で課題を抱えている」と語り、送迎付きの駅ナカ学童を通じた、沿線の子育て世代の住みやすさ向上に期待を込めた。今後、京阪神の郊外エリアの駅での展開をめざす。

ハブはJR西の事業共創プログラム「ベルナル」に応募し、大賞に選ばれていた。25年7月末に芦屋駅(兵庫県芦屋市)で手がけた実証事業では、ドローン操縦や総合車両所の見学を提供した。

【関連記事】

  • ・JR西日本、スタートアップとの事業共創プログラム 大賞に駅ナカ学童
  • ・京都最高層の38階タワマン、28年7月完成へ JR西日本系と三井不動産
  • ・JR西日本、国鉄時代の車両引退で更新拡大 民営化後初の運賃上げ視野

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。