卸電力のオンライン取引所を手掛けるenechain(エネチェイン、東京・港)は26日、第三者割当増資と融資で50億5000万円を調達したと発表した。調達した資金は人工知能(AI)を活用した機能開発のほか、M&A(合併・買収)の資金にも充てる。
増資はベンチャーキャピタル(VC)のCoreline Ventures(コアラインベンチャーズ)やDCMベンチャーズなどが引き受けた。併せて複数の銀行からも借り入れた。金額の内訳は非公開。今回の調達は事業拡大期の「シリーズB」の位置づけだ。24年の調達分と合わせて同シリーズの累計調達額は110億5000万円となった。
調達した資金でプロダクトへのAI関連の投資を加速するほか、取引データを解析して将来の電力価格を予測する「AIラボ」を立ち上げる。エネルギー分野でのデジタル化を手掛ける同業のM&A資金にも振り分ける予定だ。
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