
NHKは26日、人権尊重を明記した「ハラスメント防止・撲滅宣言」を公表した。25日に井上樹彦新会長が就任したのに合わせ、全ての業務の中で個人の人格を尊重し、該当する行為には厳正に対応する方針を明確にした。同局の「倫理・行動憲章」などで明記してきた内容を改めて宣言して、職員や取引先に順守を促す。
同日、公表した宣言では職場内外のハラスメント行為には「毅然と対応する」とした。業務の遂行より人権や人格を「優先する」方針や、相談環境の充実も掲げた。相談には「プライバシーを厳守し公正に対応する」として、相談した人が本人の意に反して業務から外されるなど不利益を被ることもないと明記した。
旧ジャニーズ事務所やフジテレビジョンにおける人権問題を受け、テレビ局のガバナンス(企業統治)には厳しい目が向けられている。NHKも2024年に出演者に対する人権尊重のガイドラインを公表するなど対策を強化してきた。
【関連記事】
- ・NHK会長、フジ人権問題の報告書「重く受け止め」
- ・社長も知事も一発アウト ハラスメント辞任、人権軽視のリスク重く
- ・女性アナへの対応「所有物感」 フジテレビ調査報告書から
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。