
ミネベアミツミ子会社のミネベアパワーデバイス(旧日立パワーデバイス)は27日、サンケン電気とパワー半導体を電子部品に組み立てる「後工程」で協業すると発表した。まずサンケン電気が組み立て技術を提供し、ミネベアパワーデバイスの工場に生産ラインを共同で新設する。エアコンなどの大型家電向けに2027年度から量産する。
ミネベアパワーデバイスの原町第2工場(福島県南相馬市)に生産ラインを新設する。パワー半導体は電圧制御に使われる。生産ラインを共通化することで半導体ウエハー(基板)の調達コストを抑えられる。2社は技術協力で開発期間を短縮することを目指し、パワー半導体で増産を続ける中国勢に対抗する。
用途はエアコンのほか洗濯機や冷蔵庫などを想定する。これらの製品に使う半導体をミネベアパワーデバイスは従来手掛けていなかった。サンケンとの協業で新たに市場開拓が可能になる。サンケンは白物家電向けで中国現地企業にシェアを奪われ、26年3月期は最終損益が97億円の赤字(前期は509億円の黒字)となる見通し。
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