ソフトバンクは27日、携帯電話の本人確認やメッセージの送受信で不具合が起き、延べ8600件程度の個人情報が漏洩した可能性があると発表した。ネット接続を中継する「プロキシサーバー」に不具合があり、別の利用者の個人情報が表示された。サイバー攻撃ではなく、現在は解消している。

会員サービス「My SoftBank」で契約内容や請求情報を照会した際、他人の氏名や住所などの個人情報が表示されたほか、メール送信の際に発信元が別のユーザーのメールアドレスなどに入れ替わるトラブルが起きた。全体の約半数でメール本文などが第三者に届いた可能性がある。通信内容は「通信の秘密」として法令で厳格に保護されている。

2025年9月に不具合がおき、26年1月13日に利用者の申告で判明した。17日に不具合は解消された。同社は不具合の早期検知につながる警告表示の条件を見直すなど再発防止策を実施したとしている。

ソフトバンクは顧客から相談を受け付ける専用窓口も設けたほか、23日付で監督省庁にも問題を報告した。同社は「重大な事象を引き起こしたことを厳粛に受け止める」としている。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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