
マツダは30日、副社長職を4月1日付で復活する人事を発表した。ジェフリー・エイチ・ガイトン代表取締役最高財務責任者(CFO)と向井武司・取締役専務執行役員が就任する。副社長職の設置は3年9カ月ぶりとなる。電動化や自動化などが加速する自動車産業の変革期に対応するため経営体制を強化し、意思決定の機動力を高める。
ガイトン氏は代表権を引き続き維持し、副社長就任後もCFOを兼任する。毛籠勝弘社長の右腕的存在として、財務戦略や海外市場への発信強化を担う。向井氏は生産や技術領域を中心に、事業運営を支える。
マツダの担当者は副社長職の設置について「社長と重要領域を分担して全社横断の経営課題をリードする役割を担い、経営体制の強化と意思決定の機動力の向上を目的とする」と説明した。
執行体制の再構築も発表した。社長補佐を担う経営役員と、重要事業領域の業務執行を統括する執行役員の2層体制とする。経営と業務執行の役割を明確に分けることで、迅速で柔軟性のある意思決定につなげる。
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