牧野フライス製作所は30日、2026年3月期の連結純利益が前期比35%増の194億円になりそうだと発表した。従来から14億円上方修正した。為替が想定より円安に推移したことが寄与する。同日、アジア系投資ファンドのMBKパートナーズによる同社へのTOB(株式公開買い付け)について中国と米国で競争法などの手続きが完了したことも明らかにした。日本は2月中旬頃の完了を見込む。
通期の売上高は8%増の2520億円、営業利益は29%増の238億円を見込む。それぞれ120億円、23億円上方修正した。
同日発表した25年4〜12月期の連結決算は売上高が前年同期比13%増の1901億円、営業利益は34%増の176億円、純利益は33%増の140億円だった。中国で電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)など新エネルギー車関連を中心に金型向けが堅調だったほか、投資有価証券の売却益として10億円計上したことなども寄与した。
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