経営再建中の自動車部品大手、河西工業は、タイ連結子会社が持つピントン工場を2026年12月をめどに閉鎖すると発表した。取引の多い日産自動車が販売不振に陥り、25〜27年度の中期経営計画で拠点再編を含めた構造改革に取り組んでいる。生産拠点を集約し、収益性の改善を図る。

28日の取締役会で決定した。タイ工場では自動車内装部品を生産している。他の拠点に生産設備を移管し、部品の供給は継続する。工場閉鎖が連結業績に与える影響は精査中としている。

8日には、完全子会社の河西工業ジャパンの館林工場(群馬県明和町)を27年3月をめどに閉鎖すると発表していた。河西工業は日産から出資を受けており、同社との取引が多い。中計では北米事業を中心に収益改善に取り組み、27年度に4〜5%の営業利益率を目指すとしている。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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