
平和不動産は28日、札幌市の大通公園地区で進めている再開発について固定資産の取得額が約1200億円になると発表した。JR札幌駅前と合わせた2つの再開発で総投資額は1440億円と従来計画より240億円増える。同社の案件として過去最大の投資規模となる。
大通公園地区で地上36階(高さ約185メートル)、地下3階の複合高層ビルを建てる。延べ床面積は約10万平方メートル。高級ホテル「パークハイアット」を誘致し、オフィスや商業施設も設ける。10月に着工し、2029年8月の完成を見込む。資本業務提携を結んでいる大成建設や三菱地所と組む。
JR札幌駅南口では、ヨドバシホールディングスや中央日本土地建物などと28年7月の完成を目指して大型複合施設も開発している。
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