立地計画認定書の交付を受け、記念撮影に応じるヨシカワ機械の関根聡史社長㊥ら(2日、島根県庁)

精密金属部品の加工を手がけるヨシカワ機械(島根県出雲市)は、11億円を投じて本社工場を拡張する。半導体生産の拡大などを背景に、産業用ロボット向け部品の受注が増えていることに対応する。自動生産設備なども導入し、生産能力を現在の2倍に高める。

2日、島根県の丸山達也知事から立地計画認定書の交付を受けた。操業後3年間で8人の雇用増を計画しており、県と地元の出雲市から最大で計1億2500万円の助成を受ける。

本社隣接地に7月に新工場を建設。その後本社工場を建て替え、2027年11月に一体の新本社工場として稼働させる計画だ。合計の延べ床面積は約2000平方メートルで現在の倍程度に広がる。

生産性向上へ設備も更新する。自動生産に対応できる機械を導入するほか、より複雑な形状の加工に対応できる装置も導入する。

工場の拡張で、水道管製造などを手がける親会社の明和工業(新潟市)との分業体制を一段と強化する。ヨシカワ機械の関根聡史社長は「今後の工場再拡張も検討している」としており、溶接から組み立てまで一貫して受注できる体制構築なども視野に入れる。

同社の26年3月期の売上高は5億円を見込む。工場拡張により、3年で2倍の10億円に引き上げる計画だ。

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