カゴメは2日、2028年12月期までの3カ年の中期経営計画を発表した。28年12月期の連結業績(国際会計基準)で、売上高にあたる売上収益は25年12月期比10%増の3250億円、事業利益は19%増の270億円を目指す。米国や欧州で業務用のトマト加工品の製造・販売事業を成長エンジンにする。

国内では国産野菜・果実を生かして商品の価値を高め新たな需要を創造し、28年には北海道で国産トマト加工の新工場を稼働する。海外では26年1月に連結子会社化した英国の食品卸のマーケティングノウハウを活用し、飲食店や宅配チェーンなどの顧客の要望に即応できるようにする。

M&A(合併・買収)を含む戦略投資の500億円を活用し、25年12月期に7.9%だった自己資本利益率(ROE)は28年12月期に9%以上まで引き上げる。長期ビジョンでは35年12月期に売上収益5000億円、事業利益500億円、ROE12%以上を目指す。

2日発表した26年12月期の売上収益は前期比5%増の3100億円、営業利益は2%増の230億円を見込む。国内加工食品事業は2月からの飲料の値上げにより増収増益だが、国際事業はトマトペースト市況の悪化により減益。前期の実効税率が米国のトマト加工大手を買収した影響などで低かったことから、その反動により当期純利益は10%減の134億円の見通し。

25年12月期の当期純利益は前の期比41%減の148億円。売上収益は4%減の2942億円、営業利益は38%減の226億円だった。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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