CCIグループは2日、傘下の北国銀行が使う新たな勘定系システムの開発や運用に生成AI(人工知能)を活用すると発表した。システムに入っているデータを生成AIで抽出できるようにして、経営戦略の立案や与信業務などを効率化する。2027年1月に稼働する。システムは汎用化を前提に構築しており、他の金融機関への外販も進める。

名称は「BankWill(バンクウィル)」とした。大部分は開発し終えており、現在はシステムのテスト段階に入っているという。プログラミング言語を現在の「COBOL(コボル)」から主流言語の「Java(ジャバ)」に変え、他のシステムと連携しやすくする。開発段階では新旧システムの比較などに生成AIを使った。
米マイクロソフトの「Copilot(コパイロット)」と米グーグルの「Gemini(ジェミニ)」の2つの大規模言語モデル(LLM)を使う。LLMを使ったことなどで、開発期間は想定より1年ほど短縮された。新システムは両社のクラウド上で同時運用し、片方で障害が発生しても業務を継続できるようにする。
他社にはシステム自体を外販するほか、開発のノウハウなどもコンサルティングとして販売したい考えだ。
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