
台湾半導体大手の聯華電子(UMC)子会社のユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン(USJC、横浜市)は、自動車やスマートフォン向けの半導体の生産能力を高める。三重工場(三重県桑名市)に約57億円を投じ設備導入や改造を進める。日本国内の需要拡大に対応する。
2日、桑名市や三重県と協定を結んだ。三重工場では製造装置や工場内搬送システムを増強し、2027年1月から順次操業を始める予定だ。月産能力は約4万3000枚(12インチ換算)と約3000枚分増える。さらなる追加投資も予定している。
USJCの三沢信裕社長は桑名市について「水が豊かだ。半導体は水が大事だ」と述べた。桑名市の伊藤徳宇市長は「(工場が立地する)多度エリアには広大な土地がある。まだ投資する余地はある」と話した。

USJCは19年に設立したファウンドリー(半導体受託生産)企業だ。三重県の産学官で構成する半導体連携組織「みえ半導体ネットワーク」の一員で、同様に構成メンバーの桑名市と協力関係にある。
桑名市は同日発表した26年度当初予算案に人材育成事業も盛り込んだ。市内のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)認定校に在籍する高校生を対象に、台湾の陽明交通大学が主催する半導体プログラムに参加する機会を提供する。USJCは同事業に協賛する。
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