
立春の未明から新酒を搾り、その日のうちに消費者に届ける「立春朝搾り」が4日、宮城県大崎市の酒造会社、一ノ蔵で報道陣に公開された。全国の蔵元などでつくる日本名門酒会が1998年に始めたイベントで、今年は全国35都道府県の42の蔵元が参加した。合計で約26万本(720ミリリットル換算)の出荷を見込んでいる。
一ノ蔵は4日午前0時に搾りの作業を始め、朝5時半ごろから瓶詰めに入った。酒販店などが参加した開会式のあと、午前9時半すぎに予約客らのもとへ次々と出荷された。春を告げる催しとして認知度が高まっており、同社の今年の出荷量は2万365本(720ミリリットル、2200円)と昨年より約5%増えた。
鈴木整社長は今年の出来栄えについて「香り高く、切れ味よく、立春にお届けするのにふさわしい仕上がりになった」と述べた。総杜氏(とじ)の門脇豊彦氏も「今年はコメの高温障害がなく、お米の味わいや落ち着いた甘さを表現できた」と話した。
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