
近鉄・都ホテルズ(大阪市)は4日、2028年秋に奈良市内で高級旅館(客室数25室前後)を開業すると発表した。東大寺が所有する奈良公園近くの約1万2000平方メートルの敷地内に、庭園を囲む形で複数の宿泊棟やレストラン、茶室を配置する。同社としては奈良市内で3軒目の宿泊施設となる。
奈良市内では富裕なインバウンド(訪日外国人)客などの需要を見込んで高級宿泊施設の開発が相次いでいる。星野リゾートも6月に開業する「星のや奈良監獄」を含む2軒のホテルを新規開業する。JR東海も30年度中に「ホテル 寧 奈良」を開く計画だ。
観光庁の25年の調査によると、奈良県におけるインバウンドの消費単価は大阪府の10分の1程度にとどまる。大阪や京都など近隣に宿泊する日帰りの客が多いことも一因で、地域経済を活性化させる上でも富裕層向けの宿泊施設の整備が求められている。
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