ヤマハは4日、ゴルフ用品事業から撤退すると発表した。ゴルフ用品の出荷を6月末に終了する。海外勢との競争激化やゴルフ人口の減少で、業績回復が見通せなくなった。2026年3月期の第4四半期に撤退に伴う構造改革費用の20億円を計上する。

ヤマハはゴルフクラブ「RMX」シリーズなどを展開してきた

同社は1982年にゴルフ用品事業に参入した。楽器製造で培った金属加工や音の解析技術などを生かし、「INPRES(インプレス)」シリーズといったゴルフクラブを中心に展開してきた。2025年3月期の同事業の売上高は33億円、本業のもうけを示す事業利益は10億円の赤字だった。

同日、26年3月期の連結決算(国際会計基準)で純利益が前期比80%増の240億円になりそうだと発表した。従来予想から10億円上方修正した。想定為替レートを円安方向に見直したほか、ギターや電子楽器の販売が堅調に推移する。

25年4〜12月期の連結決算は純利益が前年同期比41%増の201億円だった。前期にピアノの販売不振を踏まえた中国とインドネシアの工場の減損損失を計上した反動で増益となった。売上高にあたる売上収益は3%減の3410億円で、前期に好調だった業務用音響機器の販売減などが響いた。

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