
フジ・メディア・ホールディングス(HD、FMH)は4日、3日に公表した最大2350億円の自社株買いの実施に伴い、みずほ銀行から2300億円を借り入れると発表した。9日に変動金利、無担保の条件で借り入れる。1年以内に返済する計画だ。
同日、5日午前に東京証券取引所の立会外買い付け取引「ToSTNeT(トストネット)3」で最大2349億円(最大6121万株)の買い付けを委託すると発表した。4日終値(3839円)を基準に買い付ける。
今回の自社株買いには、FMHと不動産再編などを巡り対立していたアクティビスト(物言う株主)である村上世彰氏が関わる投資会社などの陣営も応募する。3日に両者が合意した。
FMHは3日、不動産事業への外部資本の受け入れ検討や大規模な自社株買いの実施を公表した。同日時点で取得総額は最大で約2350億円、取得株数の上限は約7100万株としていた。
同社は今回の自社株買いで取得しきれなかった株式についても、今後改めて時期や規模を検討した上で追加取得する可能性があるとしている。
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