
古野電気は乗り物や通信機器の時刻を同期させる機器の共同開発で、米国のスタートアップ、ゾナ・スペース・システムズと基本合意したと発表した。低軌道衛星の強い電波を使うゾナ社の技術を使うことで、全地球測位システム(GPS)よりも機器の信頼度が高まるという。
ゾナ社は高度約1000キロメートルの低軌道を飛ぶ人工衛星の電波を使い、時刻同期や位置測定の独自技術を提供する。高度約2万キロメートルの衛星を使うGPSに比べ、強度が約100倍の信号を受信できるという。古野電気はゾナ社の技術を取り入れた時刻同期機器などの開発をめざす。
通信機器や携帯電話の多くは、GPSを位置測定や時刻同期に使う。古野電気によると、GPSは妨害やなりすましのリスクが高まっている。低軌道衛星ならば電波が強いため妨害を受けにくくなり、ゾナ社の技術で信号認証の信頼度も高まる。GPS用のアンテナなどをそのまま活用できる利点もある。
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