▼SaaS 「ソフトウエア・アズ・ア・サービス」の略で、クラウド経由で業務用ソフトを提供するサービス。営業や労務のデータ管理などのソフトをサブスクリプション(定額課金)形式で提供する。個別企業ごとに専用のシステムを構築する場合と比べ、優れた機能を安価に利用できる。

業務効率化ソフトは市場規模が大きく、これまで成長可能性が高いと認識されてきた。しかし生成AI(人工知能)の普及を背景に成長を疑問視する見方が世界で広がっている。日本でも資金調達の勢いが鈍っている。スタートアップ情報サイトのスピーダによると、2025年にSaaS分野で資金調達された額は1374億円と22年と比べて半減した。
大手もスタートアップも生き残りをかけ、AIを使いこなして価値を高める戦略に力を入れる。米セールスフォースは営業や顧客支援の分野で人間の作業をAIが代行する「エージェントフォース」に注力している。電話応対支援サービスを手掛けるRevComm(レブコム、東京・千代田)は、電話で聞き漏らしていることをその場で指摘する機能の提供を始めた。
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