
食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループは、シンガポールを拠点に外食や理美容を手がけるコマースグループの外食事業を6日付で買収した。取得額は非開示としている。OICの商品開発や流通網を生かし、シンガポールで人気の日本食を現地で提供する。すしやうなぎを提供する新業態の開発や出店拡大に取り組む。
シンガポールで日本食などの外食事業を営むGO TO MIRAI(ゴートゥーミライ)社を完全子会社化した。シンガポールには外食を含む日系企業の進出が相次いでいる。現地で日本の食文化が浸透しつつあり、事業機会を見いだせると判断した。
すしやうなぎ、ラーメンを取り扱う飲食店をシンガポール国内で新規出店する。焼き鳥や天ぷらの専門店を集めた「日本食横町」などの新業態も開発する。現地の外食店で提供している食品をロピアなど日本国内の店舗で売り出すことも検討する。
OICは食分野に関わるM&A(合併・買収)を増やしており、シイタケ工場やマンゴー農園などの1次産業も傘下に収めている。市場成長が続く海外の外食企業を買収することで、新たな販路を開拓しながら生産工場の採算性を高める狙いもある。
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