NTTアノードエナジーの蓄電所(北九州市)。パワーエックス製の蓄電池を採用している

蓄電システムの製造・販売を手がけるパワーエックスは10日、NTTアノードエナジーと蓄電池の保守で協業の検討を始めたと発表した。NTTアノードが一部でパワーエックス製の蓄電池の保守を受け持つなどの連携を想定する。送電線につなぐ大型蓄電所などの導入の伸びを受け、保守サービスの体制を整える。

協業ではパワーエックスが手がける自社製蓄電池の保守サービスで、一部業務をNTTアノードに委託する形などを検討している。NTTアノードは自社で蓄電池保守のサービスを展開し、約1700人の技術者を抱える。今後は保守以外の部分での協業も模索するという。

蓄電池は電力供給の調整に利用できるほか高収益も見込めると期待され、エネルギー企業や投資会社などが開発計画を打ち出している。パワーエックスは主に大手のエネルギー企業向けに蓄電池を供給しており、中国メーカーと比べて国内の保守・運用体制を強みとする。自社でも専門人材を抱えるが、全国に大規模な拠点網を持つNTTアノードとの連携でサービスの拡充を図る。

【関連記事】

  • ・パワーエックス社長「蓄電池制御、AIで半自動に」 NVIDIA製品採用
  • ・パワーエックス上場、岡山・玉野に第2工場 調達資金で蓄電装置増産
  • ・蓄電池のパワーエックス上場 伊藤社長「安全と直接保守で優位に」
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。