
中国・電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)日本法人は10日、小型EV「ドルフィン」の標準装備を追加して同日に発売したと発表した。顧客から要望が多かった白のボディーカラーも全グレードに設定した。価格は299万2000円からと従来から据え置いた。装備の充実でコストパフォーマンスを高め、販売拡大につなげる。
従来の装備に加えて、ハンドルのグリップ部分を暖める「ステアリングヒーター」や雨を感知しワイパーの作動を自動調整する「雨滴感知式ワイパー」など約5点を追加した。
通常よりも航続距離が長い「ロングレンジ」グレードには背もたれや座面の通気性を良くして蒸れを防ぐ「シートベンチレーション」なども追加した。
ドルフィンを購入すると国のEV補助金は35万円が交付される。日米関税交渉を受けた1月からの補助金改定で日本車や米国車では100万円以上の補助を受けられるEVが増えたが、BYDは補助金の増額がなかった。他社では追加費用がかかる機能を標準装備として提供することで、顧客の実質負担額を抑える。
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