
米国でイチゴの植物工場を運営する農業スタートアップ、オイシイファームは東京都羽村市に開設した拠点を本格稼働させた。品種改良や設備の研究開発を進める。古賀大貴・最高経営責任者(CEO)が10日、都庁で小池百合子知事に報告した。
種苗メーカーなどと組みながら数百種のイチゴの苗を栽培し、植物工場に最適な品種の選抜や育て方を研究している。古賀CEOは「世界初の植物工場専用品種を開発している」と説明した。ロボットを使った育苗の自動化にも挑戦している。人員は50人まで拡大した。
面会で古賀CEOは羽村市の拠点で初めてできたイチゴを手渡した。小池氏は「農業と工業を融合させ、アグリテックを実践している」と評価した。同氏は2025年夏に同社の米ニュージャージー州の拠点を視察している。

同社はイチゴの収穫時期の判断に人工知能(AI)の画像認識技術を活用し、ロボットアームで収穫を自動化するなど労働負荷の軽減を進めている。花粉を媒介するハチの数をコントロールして受粉も最適化する。植物工場に必要な技術や設備をパッケージ化し、世界各地への展開を目指す。
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