電子情報技術産業協会(JEITA)は29日、6月の電子部品出荷額が前年同月比で4%増の3665億円だったと発表した。前年同月比としては2カ月ぶりの増加となる。産業機器向けの部品で在庫調整が続いていたが、底を打ち回復傾向がみられる。スマートフォン向け部品なども押し上げた。

部品の品目別でみると、電子回路内で電圧を制御する役割を担うコンデンサーは11%増え1347億円だった。接続部品のコネクターは547億円と6%増えた。中国の市況低迷からファクトリーオートメーション(FA)などの産業機器向けは不振が続いていたが、回復しつつある。
9月にかけては大手メーカーでスマホの新モデル発表もあるとみられ、スマホ向け部品も堅調に推移している。スマホカメラの手ぶれ補正などを担うアクチュエーターは375億円と4%増えた。為替の円高などから米州向けの売上高は押し下げられ、8%減の397億円だった。

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