帝国データバンク長野支店のまとめによると、2024年度の長野県内の機械系製造業上位50社の売上高合計は前年度比7.0%増の3兆5196億円だった。調査を始めた00年度以降で最高となった。円安による為替差益が膨らんだ企業が多く、電気機械器具や一般機械、輸送用機械器具など4業種全てで前年度を超えた。

集計では連結決算の企業も単体の売上高を採用した。機械系製造業の中でも比重が大きい電気機械器具(17社)は売上高合計が1兆6484億円と前年度から6.5%増えた。一般機械(20社)は6.1%増の1兆6113億円だった。

売上高首位は25年連続でセイコーエプソンとなり、2位のミネベアミツミ、3位の新光電気工業とともに単独決算で増収だった。

増収幅の首位は樫山工業(佐久市)の21.4%増だった。人工知能(AI)向け半導体の設備投資が旺盛といい、製造工程で使われるドライ真空ポンプの需要が伸びた。IHIのグループ会社で航空機ジェットエンジンのファン動翼などを手掛けるIHIエアロマニュファクチャリング(辰野町)も19.7%増となった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。