酒類販売大手のひとまいる(旧カクヤスグループ)は13日、2026年3月期の連結純利益が前期比2%増の5億5000万円になる見通しだと発表した。7%減の5億円としていた従来予想から上方修正し、一転増益となる。基幹システムへの投資がずれ込み、減価償却費などの費用が減少した。
ビールやウイスキーなど販売価格の引き上げが想定以上に進むが、売上高は前期比4%増の1400億円と20億円下方修正した。風営法の改正で繁華街にある飲食店向けの販売が減少したほか、アサヒグループホールディングス(HD)へのサイバー攻撃への対応で新規顧客の獲得が遅れた。
13日発表した25年4〜12月期の連結決算は、売上高が前年同期比5%増の1067億円、純利益は17%増の7億8200万円だった。酒類メーカー各社が25年4月に実施した値上げ分の価格転嫁が進み、客単価が上昇した。不採算店舗に関連して4億3200万円の減損損失を計上したが、酒類の配達事業で新規顧客を増やすなどして増収を確保し吸収した。
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