ユーグレナは13日、創業20周年を記念し、創業来初の配当を支払うと発表した。1株あたり2円の期末配当を出す。3月開催予定の定時株主総会で承認を受けることが条件。2026年12月期の連結純利益が9期ぶりに黒字転換する可能性も踏まえ、株主に感謝の意を表するとしている。

同日発表した25年12月期連結決算は、売上高が前の期比6%増の503億円、最終損益は8億円の赤字(前の期は6億円の赤字)だった。営業利益は前の期比10倍の31億円と好調だったが子会社キューサイの増益に伴う法人税の増加が響いた。

26年12月期の経常利益は前期比18%増の28億円を見込む。純利益については「黒字転換を視野に入れる」ものの、キューサイの法人税など変動要因が大きいため、具体的な数値の開示は見送った。売上高は3%増の520億円を予想する。

ユーグレナはバイオ燃料への投資などで赤字が続いていたが、近年は健康食品の価格改定や工場の生産性改善などに取り組んできた。若原智広共同最高経営責任者(Co-CEO)は「この2年間で黒字体質への転換が進んだ。安定配当する段階に至ったわけではないが配当を一度出せるくらいには業績を回復できた」と話した。

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