
滋賀銀行が社会課題の解決につながる新規事業やアイデアを選考する「しがぎんイノベーションアワード野の花賞2025」の最優秀賞に、立命館大学発スタートアップのパテンティクス(滋賀県草津市)が選ばれた。電力ロスが少ないパワー半導体の新型基板の実用化を進める。賞金は50万円。今回は31社がエントリーしていた。
贈呈式は14日に大津市で開かれた。パテンティクスは、パワー半導体の基板に施す二酸化ゲルマニウム(GeO2)の薄膜を安定的に生成する技術を生み出した。同社の衣斐豊祐社長によると、電気機器内で電流の交流と直流を切り替えるパワー半導体では、GeO2薄膜の採用で基板に起因する電力ロスを「ほぼゼロにできる」という。
パテンティクスはGeO2薄膜を使った新型基板を足がかりに先端半導体関連の生産拠点やユーザーの工場を琵琶湖の周辺に配置する「琵琶湖半導体構想」を描いている。
野の花賞は滋賀銀が03年度に創設。主にスタートアップを支援してきた。
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