搬送ロボットにケンタッキーの製品を積み込む(16日、京都市)

一般社団法人京都スマートシティ推進協議会(京都市)は16日、パナソニックホールディングス(HD)の自動搬送ロボット「ハコボ」を使ったフードデリバリーの実証実験を始めた。産業集積施設「京都リサーチパーク」内にあるケンタッキー・フライド・チキンの店舗から入居者に商品を届ける。社会実装に向けて運用上の課題や導入コストを検証する。

デジタル庁からの委託事業で、出前館やパナソニックHDなどが参画する。20日までの5日間で午前10時から午後7時まで実証を行う。実験中は配送料が無料で、出前館アプリで注文すると建物の1階まで運んでくれる。遠隔で人が監視しており、公道は走らない。

出前館とパナソニックHDの実証実験は今回で2回目。技術的なハードルだけでなく、高額なロボットを導入して収益性を確保できるかが課題だ。注文が少ない時間帯は施設内の警備や食品以外の荷物を配送することも視野に入れる。

デジタル庁と同協議会は、2024年度から搬送ロボットの実証実験を進めてきた。2月上旬には関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)で、ソフトバンクやスタートアップのKeigan(ケイガン、京都府精華町)と、開発元が異なるロボット同士でもお互いに接触せず譲り合って走行できるか確かめた。

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