閣議に出席するため首相官邸に入る赤沢亮正経産相=2026年2月18日午前8時55分、平田明浩撮影

 2025年7月の日米合意に基づく5500億ドル(約84兆円)の対米投融資の第1弾が決まったことを受け、赤沢亮正経済産業相は18日、報道陣に対して「日本の大企業のみならず、サプライチェーンで部品の供給等を行う中小企業の利益にもつながる。ウィンウィンの関係になるもの」と述べた。

 決定した事業は人工ダイヤモンド生産(投資金額900億円)▽原油輸出施設整備(同3300億円)▽ガス火力発電所開発(同5・2兆円)の3案件。事業に関心を示している企業として、人工ダイヤモンド生産ではダイヤモンド工具メーカーの旭ダイヤモンド工業とノリタケ▽原油輸出施設の整備では商船三井、日本製鉄、JFEスチール、三井海洋開発▽ガス火力発電所の開発には東芝、日立、三菱電機、ソフトバンクグループ――を挙げた。

 これらの案件は、米国の投資委員会による推薦、トランプ米大統領の選定といった手順を経て決定。赤沢氏は第2弾以降については「(3月に予定する)総理の訪米を念頭に置いて取り組む」と意欲を見せた。【渡辺暢、古川宗】

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