
大手商社の三菱商事は秋田県と千葉県の沖合で計画していた洋上風力発電について、コストの大幅な増加などを理由に27日、撤退すると発表しました。
これを受けて、三菱商事の中西社長は29日午後2時ごろ、秋田県庁を訪れ鈴木知事と面会しました。

冒頭、中西社長は「秋田の皆様の期待に沿える結果が出せず、申し訳ございませんでした」と謝罪したうえで、「支店は継続して、三菱商事グループを挙げて引き続き地域には貢献していきたい」と述べました。
これに対して鈴木知事は「本県の資源を生かした千載一遇のチャンスだと地元官民を挙げて大きな期待を寄せていたので、大変な落胆というのが正直なところだ」と述べました。

このあと面会は非公開で行われましたが、終了後、鈴木知事は記者団の取材に応じ「経緯の説明もあり、非常に申し訳ないということは私には届いた。そのうえでこの先については、高齢化社会や人口減少など私たちが手を焼いている広い分野にわたる課題に対し、総合商社の力をよりお借りしたいと伝えた」と話していました。
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