
製粉大手の昭和産業は20日、2030年3月期を最終年度とする4年間の中期経営計画を発表した。配当方針を配当性向40%か株主資本配当率(DOE)3%のいずれか高い方を基準とする。株主還元の強化で投資家層を広げ、PBR(株価純資産倍率)1倍超えにつなげる。
30年3月期の営業利益は140億円と25年3月期の実績比で26%増、営業利益率は0.7ポイント高い4%を目指す。こめ油など高付加価値商品の製造を強化するほか、アジア地域での市場拡大を目指す。工場の省人化や環境負荷低減に向けた投資も進める。
機能性糖質の生産体制を強化することによる収益性の改善や、機能性油脂の拡販などに注力し、ROIC(投下資本利益率)は6%に引き上げる。
同日発表した長期ビジョンでは、最終年度の36年3月期にROIC8%以上、営業利益は200億円以上を目標とした。バイオ燃料など次世代エネルギー技術への参入によって収益を拡大する。最終年度までの10年間で2040億円以上を投資する。
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