
九州経済産業局が20日発表した2025年の鉱工業生産指数(20年=100、速報値)は、前年比1.8%上昇の108だった。上昇は2年ぶり。IC生産が堅調に推移したほか、前年に工場の稼働停止の影響を受けた軽・小型自動車の生産が持ち直した。

業種別では13業種中4業種で上昇した。電子部品・デバイス工業は国内外向けのICの生産が増えたことで9.9%上昇した。輸送機械工業は6.9%上昇した。完成車の生産が持ち直し、車体部品などの国内向け受注が増えた。
一方、9業種が低下した。鉄鋼・非鉄金属工業は5.6%減と4年連続で低下した。産業用途の銅線、国内向け建設用のアルミニウム押出製品などの受注の減少により生産が減った。

同日発表したICの生産額は1兆1746億円だった。一部の事業者が生産実績の報告方法を変更し単純比較できないものの、24年比10.5%減となり5年ぶりに前年を下回った。担当者は「3年連続で1兆円を超える生産状況が続くなど堅調に推移している」とした。
25年12月単月の九州の鉱工業生産指数(速報値、季節調整済み)は前月比0.3%上昇の106.5だった。上昇は2カ月連続。基調判断は6カ月連続で「持ち直しの動きがみられる」とし、前月の判断を据え置いた。
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