
半導体工場向けガスのジャパンマテリアルは24日、田中宏典専務(48)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。田中久男社長(78)は代表権のある会長に就く。宏典氏は久男氏の長男。20年ぶりの社長交代となる。宏典氏は記者会見で「時代に柔軟に対応しながら、既存の路線をさらに拡充させる」と述べた。
宏典氏は日商岩井九州(現双日九州)などを経て2006年に入社。生産管理部門などを経験した。宏典氏は「将来に向けてリソースを充実させるのが責務」と話した。
久男氏は「創業してから事業を最優先で伸ばしてきた。内部の管理体制が薄くなったと感じており、(宏典氏には)両輪で成長させてほしい」と話す。
ジャパンマテリアルは半導体ウエハーの洗浄に使うガスなどを供給し、キオクシア(旧東芝メモリ)や台湾積体電路製造(TSMC)を主要顧客とする。近年の需要増を追い風に業績も拡大基調にある。
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