ファミリーマートの新年度プロジェクトを発表する細見研介社長(左から2人目)や広告出演者ら(26日、東京都港区)

ファミリーマートは26日、2026年度の取り組みについて説明した。おにぎりは価格を据え置いて増量する。入れたてコーヒーは6月までに全店に最新機器を設置して品質を高める。来客数を増やして競争力を高め、9月の創立45周年につなげる。

新スローガン「いちばんチャレンジ」を掲げた。「おいしい」「ちょっとおトク」「わくわく楽しい」など8つのテーマを軸とした商品やサービスの開発に取り組むとした。

看板商品のおにぎりについては、価格を据え置いたまま具の量を増やす期間限定の企画を始める。3月3日から順次、「手巻 真昆布」(198円)や「同 紅しゃけ」(235円)など定番6品目の具材を約50%増量する。「大きなおむすび」シリーズでは独自の製法を採用し、ふんわりとした手作りに近い食感の新商品を打ち出す。

中具を50%増量して売り出すファミマのおにぎり

店内に設置しているコーヒーマシンは6月までに全店で最新機器に置き換える。豆のひき方を微調整する機能を加え、メニューに合わせて最適な抽出ができるようにする。これまで金曜日限定だった冷凍食品などの値引き企画は火曜日にも広げる。

同社の衣料品ブランド「コンビニエンスウェア」では、猛暑対策の新アイテムなど商品ラインアップを広げる。指輪型ウエアラブル機器「スマートリング」やスマートフォンのケースといった生活アイテムもオンラインで販売する。クレーンゲームなどのエンタメ機器は26年度に追加で1000店舗に設置する。

ファミマは、親会社の伊藤忠商事の小谷建夫執行役員が3月1日付で社長に就く。バトンを渡す細見研介社長は26日の記者会見で「コンビニを変革するファーストランナーとしての気概を胸に、新社長の下でますます進化していく」と述べた。

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