三井住友海上プライマリー生命で92件の情報持ち出しが確認された

三井住友海上プライマリー生命保険は26日、金融機関代理店への出向者が出向先の内部情報を無断で持ち出していたと発表した。無断で持ち出した情報は92件だった。代理店側から不正競争防止法に抵触するとの指摘はなかったとしている。組織的な指示はなかったとしたものの、社長や担当役員が報酬の一部を自主返納するとした。

無断持ち出しが確認されたのは2021年4月から24年8月までで、9社で不適切に情報を取得していた。保険の販売実績や他社商品の改定に関する資料を持ち出していた。持ち出した情報の社内での二次利用などは確認されなかった。蔵田順社長が1カ月10%の報酬を自主返納するほか、営業部門を担当する専務執行役員2人が1カ月5%の報酬を自主返納する。

生命保険会社から銀行などへの出向者を巡っては、大手生保で出向先の情報を無断取得する事案が確認されている。日本生命保険、第一生命保険、明治安田生命保険、住友生命保険の4社で約3500件の無断持ち出しが発覚した。

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