自動運転の実証で連携した本田技術研究所の大津啓司社長と和光市の柴崎光子市長(26日、埼玉県和光市)

ホンダは26日、埼玉県和光市と安全や自動運転の技術実証で連携すると発表した。自動車やバイク、自転車を使うホンダ従業員や市職員を対象に交通の危険を検知する専用アプリを使ってもらう。交差点や見通しの悪い道路での事故を防ぐ狙いで、2028年度以降の実用化を目指す。

専用アプリは交通量が多い東武東上線の和光市駅周辺で試験運用する。まず26年夏から和光市内の研究所に通勤するホンダの従業員を中心に始める。今秋には和光市職員にも対象を広げる。実証の参加者は2027年度に計300人規模まで広げる。

自動車やバイクにカメラを後付けし、周辺の状況を把握する。交通のリスクを検知した場合、スマートフォン経由で危険度を知らせて安全な回避行動を促す。主に画面上のアラートや音で運転者に通知する。安全効果などを検証する。

このほか独自の自動運転システムも実証する。研究子会社の本田技術研究所の大津啓司社長は「全ての交通参加者がリスクを認識し、未然に回避する安全行動が必要」と話した。

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