古川橋駅前で建設が進む門真市の文化創造図書館(右)と隣のタワーマンション

大阪府門真市に5月、新たなランドマークとなる図書館と文化会館の複合施設が誕生する。京阪電気鉄道の古川橋駅前でカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営し、カフェや子どもの学びを後押しする2つのラボが入る。年100万人の利用を目指す。

穴の開いたアルミパネルを使った外観が特徴(イメージ)=門真市提供

門真市立文化創造図書館(愛称=KADOMADO)は、市が中学校跡地を活用し、約76億円を投じて4階建てと屋上階の建物を整備した。延べ床面積は約7300平方メートルで、京阪・門真市駅近くの従来の図書館の4倍以上。穴が開いたアルミパネルの外装、内部の吹き抜けなど建物にも特徴がある。

1〜4階が図書館部分で、4階は「こども図書館」になる。1階にカフェ、1〜2階に貸室などの文化会館も入り、カフェを含めた施設内の座席数は448席。蔵書数は従来の図書館から移る書籍を中心に約20万冊。年末年始を除き、毎日午前9時から午後9時まで利用できる。

3〜4階には「子どもの未来を明るくするためのラボ」(CCC)を置く。3Dプリンターなどを備えた「テックラボ」、ものづくりの集積を生かした「クラフトラボ」で、地元の企業が廃材を提供したり、地域の職人や大学生らが協力したりする。

建物内部に吹き抜け空間を設ける(イメージ)=門真市提供

隣では住友不動産の41階建てタワーマンションが建設中で、10月に完成予定だ。市は新しい図書館の誕生を機に、子育て世帯などを呼び込むことを期待している。

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