犬鳴山七宝瀧寺は精進弁当を開発した(26日、大阪府泉佐野市)

大阪府泉佐野市と不二製油は26日、同市にある飲食店などで提供する訪日外国人(インバウンド)向けメニューの試食会を開いた。不二製油が開発した植物性だしを使ったパスタや唐揚げなどで、イスラム教徒やビーガン(完全菜食主義者)でも安心して口にできるように配慮している。関西国際空港(泉佐野市など)から出入国するインバウンドの誘客につなげる。

市内にある飲食店など9事業者がそれぞれ独自メニューを開発した。大豆たんぱくなどで肉や魚のうまみを再現した不二製油の植物性だし「ミラダシ」を味付けに使っている。スターゲイトホテル関西エアポートは、貝風味のシーフードパスタ、犬鳴山にある修験道の古寺、犬鳴山七宝瀧寺は大豆ミートの唐揚げなどによる精進弁当を用意した。

不二製油の大森達司社長は「多様な宗教のバックグラウンドを持つ人たちが同じ料理を楽しめるよう工夫することが、おもてなしにつながる」と述べた。泉佐野市の千代松大耕市長は「日本の料理の深みを感じるようなメニューとなった」と語った。

【関連記事】

  • ・肉・魚・貝のうまみ、植物性だしで再現 不二製油が大阪万博で新技術
  • ・不二製油、ハラル対応だし普及へ泉佐野市と連携 訪日客多様化に商機

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。