
伊藤忠商事は27日、製薬会社向けのコンサルティング事業を手掛けるコアメッド(大阪市)を完全子会社化すると発表した。4月1日付で全株式を取得する。海外企業向けに日本の複雑な薬事規制や承認申請への対応を支援し、日本への新薬導入を後押しする。海外で承認された新薬が日本で発売されない「ドラッグロス」の解消につなげる。
株式の取得額は非公表。コアメッドは大手製薬会社に匹敵する30人規模の専門コンサルタントを抱え、海外の製薬企業を中心に新薬導入に向けた戦略立案や品質評価、申請書類の作成支援などを手掛けている。
伊藤忠は完全子会社で新薬の治験を受託するエイツーヘルスケア(東京・文京)などを通じて海外製薬企業の日本進出を支援するサービスを2025年から始めている。
コアメッドの買収で製薬向けのコンサルティング機能を強化し、製薬企業の日本進出を包括的に支援する体制を整える。新薬導入までのプロセスを迅速化するほか、コアメッドが顧客に持つ海外企業をエイツーヘルスケアに紹介もする。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。