店舗で提供するスーパードライ(2日、東京都墨田区)

アサヒビールは2日、主力「スーパードライ」の世界観を体験できる常設型店舗を開いた。東京都墨田区吾妻橋の本社に隣接するクラフトビールを製造・販売するレストラン兼醸造所を改装した。温度管理や品質、注ぎ方にこだわり、キンキンに冷えたスーパードライを楽しめる。ビール好きやインバウンド(訪日外国人)を中心に年間6万人の来店を目指す。

新たにオープンしたのは「BEER DINER SUPER DRY TOKYO(ビアダイナー・スーパードライ・トウキョウ)」。1階はバーカウンターやオープンテラスを設け、気軽にスーパードライを飲用できるようにした。2階はレストランとし、フードメニューと一緒に楽しめる。

提供するスーパードライは全てセ氏4度未満で冷やした。低温で冷やすことで、炭酸ガスが液体によく溶け、飲み応えが向上するほか、原料の麦汁による渋みも抑え、後味がスッキリするという。スーパードライ(1杯680円)のほか、セ氏マイナス2度まで冷やした「スーパードライエクストラコールド」(1杯750円)も提供する。

10月の酒税改正でスーパードライなどビールは減税対象になり、ビールへの需要シフトが進む。アサヒはスーパードライで飲食店向けに通常より冷えにこだわった商品の提供を広げ、需要を取り込む。同社が独自で設けた認定店を増やしているほか、専用の機械やタンブラーなどの導入も増やし、対応店舗を2027年までに10万店に拡大する。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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