シャープは2日、生産管理システムなどを手掛けるシナプスイノベーション(大阪市)を完全子会社化すると発表した。3月23日付で全株式を取得する。取得額は38億円。シャープが複合機などを販売する法人顧客にシステムを売り込み、BtoB(法人向け)事業の強化につなげる。
シナプスイノベーションは1984年の設立で、製造業向けの統合基幹業務システム(ERP)を展開する。2025年3月期の売上高は前の期比3%増の22億円だった。
シャープは液晶パネル事業を大幅に縮小し、複合機や物流倉庫向けロボットなどで構成するBtoB向け事業を成長の柱のひとつに据える。既存商材とシナジーを見込めるIT(情報技術)サービスを手がける企業に対し、28年3月期までの3年間で200億円を投じる計画を公表している。シナプスイノベーションの買収はその一環となる。
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