
三重県伊勢市の水族館「伊勢シーパラダイス」の大水槽上部で1日、デジタルアート作品の投映が始まった。伊勢神宮(三重県伊勢市)の社殿を20年に1度造り替え、ご神体を移す2033年の式年遷宮に向け参拝客を誘客する。
デジタルアートは江戸時代の伊勢神宮への参拝「お伊勢参り」のにぎわいを浮世絵や音を使い、ストーリー性を持って構成。市内の景勝地、二見浦での「みそぎ」を経て神宮外宮と内宮を巡る古くからの習わしを紹介する。作品は式年遷宮までの継続的な取り組みとして計画しており、3年ごとに内容を更新する予定だ。
JTBが全体統括を担う。同館を運営する伊勢夫婦岩パラダイス(同)が施設を提供。伊勢に関連した文化財の選定やデジタル化などをNTTアートテクノロジー(東京・新宿)、デジタルコンテンツの作成をネイキッド(東京・渋谷)が担当した。
神宮周辺に集中しがちな観光客を市内各地に広げて滞在時間を延ばし、観光消費額を増やす考え。水族館側は「デジタルアートを契機に年間来館数を前年度比5%ほど上積みしたい」と話した。
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