米ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)をめぐる買収劇で、米パラマウント・スカイダンスはWBDを1100億ドル(約17兆円)で買収すると正式に発表した。パラマウントのデビッド・エリソン最高経営責任者(CEO)は2日、説明会を開き、「親ハリウッド、親消費者、親競争の変革的な組み合わせになると信じている」と述べた。

 パラマウントはWBD株を1株あたり31ドルで、現金で取得する。規制当局の認可などを経て、9月末までの買収完了をめざす。調達の効率化などで3年間で60億ドルの相乗効果が出る見通しだという。年間30本以上の映画を製作する方針も示し、「観客に卓越したエンターテインメントを提供し、長期的な雇用の成長を促進する」としている。

 WBDは当初、米動画配信大手ネットフリックスと買収契約を結んでいた。ただ、パラマウントが対抗案を出し、買収額を引き上げるなどした。その結果、ネットフリックスは「財務的に魅力がない」などとして撤退。WBDとパラマウントは2月27日に買収合意にいたったと発表した。

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